【本】名古屋力 妖怪篇


名古屋の現代美術作家、山田彊一先生の妖怪本。
ふとしたきっかけで急速に妖怪にハマってしまったらしい山キョー先生。

私が山田先生を初めて拝見したのは一昨年のふる怪名古屋でした。

ふる怪名古屋に行ってきたよ
ふるさと怪談in名古屋に行ってきました。なんやかんやで関西のふる怪に行けず、今年初のふる怪でございました。ふるさと怪談in名古屋では、でらこわ怪談や愛知妖怪のポストカードなども販売して売り上げを三陸文化復興プロジェクトに寄付しますということ

 

山田先生は出演者の一人で、映像を映し出すスクリーンの前で「尾張徳川家の落ちのび街道は実は!」みたいなお話をされたと思うのです。
そのお話自体なんだかおもしろかったというのは記憶にあります。
ピカソの目がプリントされた金色っぽいエプロンみたいなのをして(イラストを見ていただければ一目瞭然と思いますが)、たしかマリリンモンローの目か唇かなんかがプリントされたカップをオーディエンスにプレゼントしていました。
いかんせんそちらの方が印象的というか。
大阪からリュックしょってうかがったものですから、割れものもらうのもなぁと思い遠慮しましたが、この本を読んだ後
「そういえばアレもらえばよかったな」
と思いました。
そんな本です。

お城から尼ケ坂、徳川園、旭ヶ丘高校を結ぶラインは、何故緑の帯になっていたのか。尾張徳川家の落ちのび街道は八事興正寺ではなく定光寺であった。これも妖怪に関係しているのか。もとCBCテレビやラジオのコメンテーターであり、中日や朝日、毎日、名タイに評判のエッセイを連載していた現代美術作家が妖怪の不思議を暴く。(「BOOK」データベースより)

豊富な知識と経験と妄想、ポップなのに見てると不安になるイラストで埋め尽くされた名古屋妖怪本。
おすすめです。

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きつね胡乱
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