砂降らし

砂降らし。徳島県板野郡撫養町小桑島字前組でいう狸の怪。夜道に人が通るとしきりに砂を降らして方角を分からなくしてしまい、後に川や水辺に誘導して人を陥らせるという。これは砂を降らすのを常習とした狸の仕業だという。『阿波の狸の話』笠井新也

妖怪事典p198

徳島県の狸ですね。別の地方、青森、新潟、愛知、福岡に砂撒き狸というのもいるのですが。そして兵庫県西宮市にも砂を撒く狸の話があり、なぜか砂掛け婆とよばれている。こちらは柳田国男の「妖怪談義」などに載ってるみたいですね。(妖怪談義たしか家にあったけどなぁ(笑)手元には妖怪事典のみ)

で、この砂降らしは『阿波の狸の話』収録ですね。『阿波の狸の話』は電子書籍で持ってます。徳島の化け狸情報満載の本です。方角がわからなくなるくらい大量の砂が降ってくるのでしょうかねぇ?

応援してね
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
妖怪イラスト
スポンサーリンク
河内をフォローする
きつね胡乱
タイトルとURLをコピーしました